社会的責任
当社の主な社会的貢献活動は、一般財団法人ユフ福祉センター(大分県宇佐市安心院町)を通じて実施しています。
また、当社は国際的な規格であるISO26000(Guidance on social responsibility)等に沿って社員全員が社会的責任を果たすことで、企業の健全な発展に努めてまいります。
「一般財団法人ユフ福祉センター」について
1973年に創業者の糸永貞樹によって大分県宇佐市安心院町に設立され、老人福祉や各種の地域福祉活動に貢献し、大建寺境内各施設や文化財や美術品を保存管理して一般公開しています。
深見五重塔、観音像、美術館、集会施設等の管理
糸永貞樹は、東京で事業を成功させた後に故郷に戻り、お世話になった人々への感謝の気持ちを表すため、平安・鎌倉時代に栄えて江戸時代末期に火事で消失した天台宗大建寺の敷地を整備し、1983年に京都伏見の醍醐寺五重塔を模した九州初の五重塔を建立しました。高さ約28メートルの木造建築物で、初層の間は総金箔押しの仏間、御本尊は大日如来です。更に、持仏堂(糸永家の先祖が燃え盛る炎の中から持ち出した数体の木造仏像が祀られている)、山門(欅の一本彫りの仁王像が左右に安置されている)を建立し、鐘楼及び大梵鐘(平和の鐘)も設置しました。
世界の平和と幸福を念じて建立した観音像は、高さ10メートルの白御影石の一本彫りで、堂内には財宝幸福知恵長寿を守り災厄を祓う千手観音像・開運宝珠観音像・白衣薬師観音像等が安置されています。
美術館には、糸永貞樹の寄贈による国宝級の日本画の掛け軸(雪舟、狩野探幽、横山大観)・輪島塗漆器類・古九谷焼や古伊万里焼等の陶磁器類の美術工芸品や古民具等を展示して一般に公開しています。
集会施設は、老人の憩いの場、児童の遊び場、また講演会場として近隣住民に開放しています。
近隣小学校、中学校の支援
創業者の遺志を継ぎ、未来の日本を担う子供たちの健全な育成を支援するため、教育設備の充実等に充てられる寄付金の贈呈活動を続けています。
災害被災者支援
当社及びユフ福祉センターは、各種災害被災者への支援を行っております。
観音像
大建寺山門